横幅を広めにもたせた、シンプルですっきりとしたデザインの飯椀。

渕はなだらかに沿っており、片手で持った時に親指をしっかりとかけられます。
高さが低めですので、小であれば女性やお子様の小さい手でも渕に親指、高台に他の指を深く添えることができます。

高台はハカマ型になっており、安定して茶碗を置くことができます。
また、底部分と高台の境目に指を添えるとしっかりと指が入り込む感覚があり、手から滑り落ちにくく安心です。

サイズは大と小の2サイズ。

持ち比べてみました。
まずは大を持ったとき。

次は小です。

小は高さの低さもあり、通常の飯椀と比べると小さく感じます。
通常の飯椀はご飯を入れても横から見た時にご飯が見えることはあまりないですが、同量のご飯をJICONの飯椀によそうと横からご飯の山が見えるかもしれません。
尚、横幅の広さと渕の反り返りがあるので、ご飯を高くよそってもこぼれてしまう心配はありません。
むしろ、漫画で見るような山形のご飯が無意識にできて、楽しい気分になれそう！

白いご飯にセミマットの白磁の質感、自然な色味の相性は抜群。
真っ赤な梅干しや綺麗な紫色のしば漬けなど、ご飯のお供がより一層ご飯に映えそうです。

【商品詳細】

素　材　　磁器

カラー　　生成り

サイズ　　大｜φ140 × H57mm
　　　　　小｜φ114 × H51mm

備　考　　電子レンジ、食洗器　〇
　　　　　オーブン　✕

生産国　　日本 

【JICONの肌合いについて】
陶石や釉薬の素材感を感じ取れるよう、あえて褐色の点（磁土や釉薬に含まれる鉄分）やざらつきを感じる微粒子が表情にでるように、釉薬の撹拌をほとんど行わず、器の表面に鉄粉や微粒子が残るようにしています。
漂白されたような白ではなく、素材のそのままの白さを目指しました。
色釉についても生成りの白の釉薬をベースとしており、伝統的な色の中に和洋の文化を乗り越えられる普遍性を見出した色を作っています。
1点1点それぞれに釉薬のムラやにじみもあります。
また、使用していくうちに肌合いは少しずつ変化していきます。
ハーフマットな釉薬を使用しておりますので、特徴としては茶渋がつきやすかったり、金属製カトラリーを使用した跡（メタルマーク）が残ったりします。
器の表情の変化をも景色として感じ、器を育てる、という日本人らしい楽しみ方をご提案できればと思います。

【ご使用上の注意】
・製品本来の用途使用目的に沿って正しくご使用ください。
・電子レンジはご使用いただけますが、オーブンでのご使用はお避けください。
・食洗機を使用する場合は、他の器と当たらないようご注意下さい。
・衝撃や急激な温度変化を与えるとひび割れや破損することがありますのでご注意ください。
・割れ、欠け、ヒビ、が入った場合は使用しないでください。
・磁器は性質上『熱』を伝えやすいので熱い物を入れた取り扱いには十分お気を付け下さい。 

佐賀県有田町にて陶磁器の製造・販売をしている今村製陶によって立ち上げられたブランド「JICON　磁今（じこん）」。
肥前窯業圏によって培われてきた素材や技術を、現代の生活に馴染むような「しなやかな器」を作り、使い手の更なる「健やかな暮らし」の手助けをしたいとの思いで製作しています。
肥前窯業圏の「固有性」の中から「物質と人間の普遍性」を見出し、時代に左右されない、永く使い続けてもらえる「中量生産の器」を作り続けています。
白磁の美しさと洗練されたデザインが魅力的な器たちです。
シンプルの中に、特別感・存在感があります。