特集

天然素材を愛でる。かごのある暮らし

天然素材を愛でる。かごのある暮らし

夏が近づくと気になる天然素材、かご。
涼しげで、軽やかなその素材は、通気性がよく、清潔感も感じさせます。

この夏、ハナレアルタナでは日本の暮らしに根付く、昔ながらの製法で丁寧に作られた国産のかご製品をセレクトしました。

どれもしっかりとした造りで壊れにくく、職人の手による細工の精緻な技術には目を瞠るものがあります。
プラスティックや金属の利便性とはまた一線を画す、天然素材の魅力を改めて再確認してみてはいかがでしょうか?

 

暮らしのシーンでの具体的な使い方をいくつかご紹介させてください。

こちらは長方形の整頓かご。真竹と籐を使って「枡あじろ編み」という製法で作られています。横から見た時の編み目の美しさは、節が全て底にいくよう計算されて編まれているからです。見た目の美しさとなめらかな肌触りに感動します。


長方形の形状は、奥行の狭い棚に収納するのに適しています。
キッチン周りであれば、毎日使う布巾やキッチンタオルなどを入れるのに良いですね。しっかりと編まれており、ひっかかりが少ない為、ガーゼなどの引っ掛かりやすいものも入れられます。

 

缶詰などの保存食の収納にもぴったりです。
高さがあるのでスープ缶やトマト缶などの高さのあるものも収まりが良いです。

キッチン以外でももちろん大活躍します。
洗面所では生活感の出る洗濯洗剤やスキンケア用品などの隠しておきたいものを素敵にしまっておけます。

 

こちらは根曲竹を使用した茶碗かご。
食器を洗う時、食洗機や洗いかごに入りきらない、もしくは、お茶碗やコップなど少ししか使用しない時など、ちょっとした水切りかごが欲しいと思ったことはありませんか?…私はあります。

こちらのかごサイズはΦ270 × H90mm。

写真の通り、2人分のお茶碗とお椀、箸を入れて丁度良いサイズです。

底は高台となっており、通気性がよくなっています。
布巾の上にそのまま伏せておくよりも衛生的ですよね。

 

茶碗だけでなく、お気に入りのお茶やコーヒー、スパイス類や毎日使う布巾を入れても素敵です。

 

 

こちらは、真竹を太陽に晒すことで白くした白竹でできた、山形のバスケットです。亀の甲羅のような編み目の亀甲編みです。

取っ手が1本のシンプルなデザイン。
かごの中に入れたものがすっと取り出しやすく、大きなものも入れやすいです。大人用のスリッパも余裕をもって入れられます。取っ手が付いているので床に置いていてもさっと持ち運びできるのも嬉しいですね。

ワインボトルもすっぽりと収まり、グラスも入れられるほど。厚手の「ひご」と、しっかりとした取っ手で少し重たいものでも安心して持ちあげられます。

 

竹は丈夫な素材ですので、長くお使いいただけます。
また、天然素材をそのまま使用しているので、使えば使う程自分なりの経年変化が楽しめるのもポイントです。

お手入れも意外と簡単。
汚れがついてしまったら水洗いをし、しっかりと乾いた布で拭きます。
あとは風通しの良い直射日光のあたらない場所で乾かすだけでOK!

 

日本古来の伝統的な製法で作られてきたかご。
良いものは長く使え、味わいも楽しめます。
他の素材では味わえない手に落ち着く馴染み易さは、私たちのDNAに刷り込まれているようです。


少しの手間も愛着が湧き、暮らしを楽しむ一助となるのではないでしょうか。この夏からぜひ、かごのある暮らしを始めてみませんか?

その他のかご商品はこちらからどうぞ。

Read more

ヤマネミカ さんの木のカトラリーと道具

ヤマネミカ さんの木のカトラリーと道具

静岡県賀茂郡南伊豆町で制作活動をされている木工作家のヤマネミカさん。

自然に囲まれた山深い地のご自宅の工房で、暮らしに寄り添う温かみのある木のカトラリーや道具を作られています。
初めてヤマネさんの工房を訪ねたのはちょうど一年前の昨年5月。


▲ご自宅の敷地内にはご主人の営まれる治療院が。


治療院の建物内のカーテンを隔てたギャラリー兼、応接間にお邪魔させていただき、お話をうかがうことができました。

▲ヤマネさんのお知り合いの作家さんの素敵なティーポットでおもてなしいただきました。

ヤマネさんは静岡県三島市出身、ご主人は愛知県出身のご夫婦。南伊豆町に移り住み、この地に根を下ろし、ご家族で暮らしています。

木工を始めたきっかけは賀茂郡松崎町の「松崎工房」の木工塾への参加。
松崎工房は、伊豆半島南西部の松崎町にある木工工房です。

昔ながらの“木組みで作る家具”を基本とした技術指導、木工職人育成を軸に、木工を身近に感じていただく為のワークショップや時間貸しのシェア工房の運営なども行っています。経験者の方から初心者の方まで、幅広く歓迎しています。

ヤマネさんは、松崎工房の木工塾で基礎から学び、研鑽した技術で、ご自身の「暮らす道具」というコンセプトを基に、ご自宅の工房で少量ずつ、丁寧に木の器やカトラリー、「くりぬき弁当箱」を中心に制作されています。

現在もご自身の個展での作品展示の他、「松崎工房」出身作家として、グループ展へも参加されています。



硬質な広葉樹を材料にすることで、日常的に使うための丈夫さと繊細なデザインを兼ね備えたヤマネさんの作品には、暮らしの道具への愛が感じられます。

実際に手に持った時の馴染みやすさや、しつらえた時の素敵さなど、使い勝手の良さとビジュアルの美しさを感覚的に捉え、表現されていることが分かります。

ハナレアルタナでは、身近な暮らしの中で長く使っていきたいと思えるカトラリーや木の道具をセレクトさせていただきました。

ぜひ、一度お手に取ってみてください!

 

暮らしのシーンの中でその一部をご紹介させていただきます!

▲柄を極限まで細く仕上げた、紫檀(シタン)のフォーク
※一つ一つ手作業で制作する一点もののため、形の誤差がございます。ご了承ください。

フォークはこの他に黒檀(コクタン)材もございます。

▲遊び心のある六角形のコーヒーメジャースプーン
写真のヤマモモ材の他、欅(ケヤキ)材もございます。

 

▲栗(クリ)材のコースター
色は鉄媒染による黒色です。
側面から見た形がシェイプされた凝ったデザイン。


直径約12.5cmとコースターにしては大ぶりなので、ちょっとしたお菓子を置く小皿としても使えそうです。

 

▲大きな掬いが特徴の花梨(カリン)材のサーバースプーン

 料理の取り分けに便利なサーバースプーンは大きな掬い部分と短めな柄の絶妙なアンバランスさが愛らしい一品です。花梨(カリン)の木目の個性も愉しめます!


ヤマネミカさんの作品は、すべて天然素材の手作業の一点もののため、木目・色・形に個体差がございます。ご了承ください。

 

ヤマネミカさんすべてのアイテムはこちらよりご覧ください。

Read more

KOST KAMMで叶える、素敵な髪あしらい

KOST KAMMで叶える、素敵な髪あしらい

身に着けているアクセサリーが印象的だと、人に褒めらた経験はありませんか?
髪飾りもその一つ。

KOST KAMM(コストカム)は、ドイツ南部ウェンデルスバッハ発祥のブランドで、櫛職人のコスト一族によって、木材や動物の角などの自然素材を使って、櫛やヘアアクセサリーを作り続けられています。 

シンプルな形なのに、絶妙なサイズ感とそれぞれ一点ものの自然素材の色と柄がありそうでなかったヘアアクセサリーです。

今回はその魅力をお伝えする、スタイルをご覧ください。
形、サイズ、素材の違いでまた印象が変わるので、ご参考になれば幸いです。

 

 

 <木製のヘアピン・バレッタ>

こちらの木製の6㎝の細いピンをおさげ髪のバックスタイルにランダムにあしらうと、こんな感じ。

遊び心を加えると楽しいですね♪

 

同じく木製の細長い10cmのバレッタと幅の太い長さが8cmのバレッタを組み合わせた、アップスタイルはこちら。

ラフに束ねた長い髪も木目の美しいバレッタで留めると一気に雰囲気が出ます!

 

<水牛角のバレッタ・マジェステ>

φ7cmとかなり大きめの丸いバレッタ。
水牛角のマーブル模様の自然美が堪能できます。

 サイドに流した前髪を留めるだけで、注目度アップ間違いなし!

 

 

 

10cmと他にはなかなかない長さのスレンダーなバレッタ。
ボブヘアのサイドをスッキリと見せてくれるスタイルはこちら。

 

3本使いで放射線状に着けると良い感じ。ここまでの長さがあると、ホールド感もしっかりしていて、安心感たっぷり。

 

 

かんざしの要領で髪を留めるマジェステと呼ばれるヘアアクセサリーを使ったスタイルはこちら。

ラフなお団子ヘアの根本で送毛と共に留めています。

 

いかがでしたでしょうか?
難しいヘアアレンジ無しでここまで素敵にヘアスタイルを雰囲気あるものにしてくれるアイテムは、他にはなかなか見かけません。


長い歴史を持つ、今もなお手作りで作り続ける櫛とヘアアクセサリーブランド、KOST KAMM。自然素材のぬくもりを感じさせる魅力はもちろん、印象的なヘアスタイルを可能にしてくれる注目アイテムです。


ご興味を持っていただけましたら、この他のKOST KAMM商品もぜひ、ご覧になってみてください!

 ラインナップはこちらより。

 

 

Read more