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ブランド紹介

【ブランド紹介Vol.6】BAR BAR 

【ブランド紹介Vol.6】BAR BAR 

こんにちは。

今回ご紹介するブランドは、陶磁器メーカーマルヒロ”の「BAR BAR」です。

マルヒロは昭和32年露天商に始まり、長崎県の工芸品 波佐見焼 の食器やインテリア雑貨を企画している工場を持たない陶磁器メーカーです。

波佐見焼は生産工程ごとに会社が分かれる“分業制”で作られていて、その中でマルヒロはデザインした商品を各工程の職人さんへお願いする“プロデューサー”のような役割と、出来上がった商品を流通させる“商社”の役割をしています。

2021年には長崎県波佐見町にショップやカフェを併設した公園“HIROPPA”をオープンさせたりと、ワクワクするようなことを実現するメーカーです。

 

ハナレアルタナではマルヒロのブランドの中で「BAR BAR」というブランドの商品を取り扱わせていただいております。

それではBAR BARの商品を見ていきましょう!

 

■BARBAR|色絵 そばちょこ ¥1980(税込)

古典的な図柄の花鳥文や魚藻文などですが、よく見るとコンゴウインコやウーパールーパーなどがいます。伝統とモダンが融合したちょっとクスッと笑えるそばちょこです。

そばちょこはそばつゆを入れるのはもちろん、お茶やコーヒーを入れたり、デザートを盛ったり、小鉢としても使えます。

そばちょこは万能なフリーカップですね。
いくつも欲しくなります。

 

■BARBAR|空中庭園 大皿 φ23.8 × H3.4cm ¥4,950(税込)

エキセントリックな江戸後期の伊万里焼の“図替り大皿”からインスピレーションを受け、その洗練されたジャパネスク的デザイン要素に異なる時代や文化の要素を取り入れた、異国情緒あふれる世界観の染付大皿です。

和食はもちろん、アジアン料理にもぴったりです。

クリスマスディナーなどに使っても食卓が華やいでステキですね!

 

■BARBAR|ボンフラワー プレート φ18.8 × H2.2cm ¥3,410(税込)

 

 ■BARBAR|ボンフラワー ボウル φ15.8× H6cm ¥4,290(税込)

熊本を拠点に活動するアーティストBON とコラボした実験的なテーブルウェアです。深みのある色味とちょっとレトロな柄が使うたびに愛着が湧きそうです。

金属を多く含む釉薬の上にプリントするという珍しい技法を使い、今までにない色味となっています。

食パンがちょうど乗るサイズのお皿と一人分のサラダやスープにちょうどいいサイズのボウルは出しっぱなしになるくらいよく使うアイテムです。
色違いでそれぞれ自分専用に欲しいですね。

BAR BARはモノづくりの現場で培われてきた技術を生かし、時代を超えて変わらない魅力を伝えつつ、自由で枠にとらわれないアイデアで新しいカタチを作っていく、何よりもモノづくりの現場のワクワクが伝わってくる、そんなブランドです。

みなさんの食卓にも、このワクワクをぜひ!

今回ご紹介した商品は一部ですので、是非他の商品もご覧になってみてください。BAR BARの全商品はこちら

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【ブランド紹介Vol.5】Oak Village

【ブランド紹介Vol.5】Oak Village

こんにちは。
第5回目のブランド紹介は、飛騨高山の豊かな森の中を拠点にものづくりをしている「Oak Villege(オークヴィレッジ)」をご紹介いたします。

1974年に創業し、おもちゃや雑貨類、家具、住宅まで、木にまつわるアイテムを作り続けています。

 

木を伐採し材料として製品を作るということは、森の命を頂いているということ。
オークヴィレッジのものづくりは、森や木を敬い、木が育ってきた年月と同じくらい長く、100年以上使い続けられるようなものにすることを使命としています。
その思いは、オークヴィレッジの製品の随所に反映されているように思います。

 

■未来の森を見据えたものづくり

現在日本では、外国産材の輸入などの影響で日本林業の衰退が進み、国内の森林は十分な手入れがされず荒廃が進んでいます。
森林を健康な状態にすることは、生態系が豊かになり、土砂崩れなどの自然災害を防ぐ効果があるのみならず、温暖化を防ぐことにも繋がります。

国内の森林から適切に木を伐採し植林するためには、積極的に国産材を使用する必要があります。
オークヴィレッジは、創業当初より全ての製品を国産広葉樹の無垢材を用いて製作しています。
また、木を使ったら100年後に同じ大きさとなるドングリを植えて山に返そうと考え、広葉樹の植林・育林を行っています。

 

■木材の特性を見極める

人間にも個性があるように、木材も色味や木目、強度、曲がり具合などそれぞれ異なります。
丸太から製材する際には、樹種ごとの木質、木目の出方、木目方向の伸び縮み度合いの違いやクセである木理(もくり)、曲がり具合などを見極めて、各製品のどの部材に適しているかを判断しています。

特性をしっかりと見極め、「適材適所」という形で使用することで、より品質の高い製品を生みだしています。
それができるのも、熟練された職人がいてこその技術ですね。

 

さっそく、一部商品をご紹介させていただきます!

 

・折りたたみ小机

東大寺・二月堂のお坊さんが食事をする食堂(じきどう)で用いている「二月堂机」をモチーフに、現代風にアレンジしたものです。


折りたたんで、実際に持ってみました。

片手で持てるほどの軽さで、折りたたむと高さが8cmになるので、使用しないときはコンパクトに収納できます。


オイル仕上げの為、木肌や木のあたたかみを感じられ、使えば使う程、経年変化も楽しんでいただけます。

 

 

座卓としてはもちろん、リビングテーブルとしてもおすすめです。

 

・INRO(カード・名刺ケース)

その名の通り、「印籠」をモチーフにした、木製のカードケース。
シンプルで無駄がなく、厚みも薄いので、懐からスマートに出し入れできます。

カラーはナチュラル(オイル仕上げ)、拭き漆塗、黒色漆塗の3色。
全て国産のナラ材を使用しています。

蓋は回転軸のついたマグネット式で、片手で開閉が可能。
名刺交換などのビジネスシーンに大活躍してくれそうです。

シンプルなデザインながらも必然的に所作が美しく見えるような造りと、木ならではの木目の美しさも相まって、人の目を惹きます。

世界3大デザイン賞にも選ばれ、世界からも注目されています。

 

今回ご紹介した商品は一部ですので、是非他の商品もご覧になってみてください。
オークヴィレッジの全商品はこちら

 

利益や効率を求めず、今ある資源を大切に使い、長く使える製品を製作することは、決して簡単なことではありません。
信念と高い技術力を持って作られた製品は、次の世代にまで受け継ぎたくなるような逸品です。

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【ブランド紹介Vol.4】CANO

【ブランド紹介Vol.4】CANO

こんにちは。
第4回目のブランド紹介は、旅と香りをテーマとしたブランド「CANO」をご紹介いたします。

香りにより、記憶を呼び起こされる経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか?金木犀の香りがふわっと香るだけで秋の訪れを感じたり、個人的なノスタルジーなど、、、香りと記憶は密接に結び付けられているように感じます。

 

CANOの商品、旅香合(たびこうごう)は旅をしながら土地の香りを持ち運ぶために開発された木製アロマディフューザー。

木工職人と木彫刻家によって作られた香合型ディフューザーのふたを開けると、精油の小瓶と、好きな場所に掛けて香りが楽しめる香玉が入っています。手触りが心地よい旅香合は、いつもそばに置きたくなるアイテムです。

ブランドの拠点となる富山県南砺市井波は、「木彫のまち」として全国的に知られています。人口わずか約8,000人という小さな町に、約200人もの木彫刻家が暮らしており、大きな通り沿いには木彫刻の工房やノミを売る商店が立ち並び、どこからともなくトントン、カンカンという木槌の音が聞こえてくるそう。

 

そんな井波のまちをイメージした香りのエッセンシャルオイル3種がこちら。

 左から→

【CANO/I 木彫り】
井波彫刻からでるクスノキの木っ端(木片)などを用いて抽出した、100%クスノキ天然精油。クスノキ本来の爽やかな樟脳の香りが、気持ちをリラックスさせてくれます。

【CANO/I 路うらら】
クスノキをベースに、立山杉などのウッディーな香りと、ベルガモットやラベンダーなどのほんのり甘みのある香りをバランスよくブレンド。井波町の暖かく凛とした空気感が表現されています。心をほぐしてくれるような、落ち着いた香りです。

【CANO/I 山わらう】
ローズウッドの甘さのある香りと、レモンやコリアンダーの爽やかですっきりとした香りをブレンドしたエッセンシャルオイル。芽吹く頃、山に吹く風をイメージした香り。一日をすっきりと始められる、活力を与えてくれるような香りです。

 

ちなみに、「山笑う」は春の季語。
草木が芽吹き、花が咲き、鳥がさえずる春の山を擬人化した表現です。
ネーミングが素敵ですね!

 

 3mlの小瓶サイズは、上記でご紹介した「旅香合」にぴったりとセットできる大きさです。

 

それでは、旅のイメージを膨らませましょう。

旅の宿泊先でまずは、写真のように付属の風呂敷包みをほどきます。

木製ディフューザーにアロマオイルを数滴垂らし、フックのようなものに紐を吊り下げておくだけで、お部屋があっという間に木の香りに包まれます。

慣れない場所でも落ち着く香りがあるだけで、よく眠れそうです。

アロマを持ち運びできる小箱がこんな素敵な木箱なら…。
旅のテンションもあがりそうですね!

CANO商品はこちら

 

 

 

 

 

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【ブランド紹介Vol.3】SHINTO TOWEL

【ブランド紹介Vol.3】SHINTO TOWEL

こんにちは。
第3回目のブランド紹介は、創業100余年の技術力を生かし、新しい発想力を磨いていく「神藤タオル」をご紹介いたします。

 

とにかく触ってもらいたいです!
想像以上のふっくら感と柔らかさです。
Onlineでこの肌触りを実感してもらえないことがもどかしいです。

 

 

神藤タオルは大阪の南西部に位置する泉州地区にある老舗タオルメーカです。

泉州タオルの特徴である「洗いざらし」が生み出す高い吸水性、優しい肌触り、おろしたての清潔さを追求しています。

泉州タオルの技法を継承しつつ「本当にいいタオルとは何か」を求め続け、伝統と実績が培ってきた技術力を活かし、時代の変化に呼応した発想力で、素材や機能、デザインなどさまざまな角度から製品を見つめ、新しいものづくりにチャレンジしています。

私が特に興味を惹かれたのは、現在では生産されていない古い織機を使っているということです。

当店で扱っている「インナーパイルタオル」は古い織機でしか作れないそうです。

しかし同じ機械を使えば同じものができるということではなく、古い織機を現役で使えるように維持、メンテナンスをしている職人さんのルーティンや品質管理、さらにその人にしかできない経験や技術から生み出されています。

近年、ますます機械がオートメーション化され、高速稼働や大量生産が可能となり進化を遂げていますが、一方最新の機械はちょっとの不具合で動かなくなったり、故障するたびに業者さんに来てもらったり、場合によっては機械を丸ごと変えなければならないそうです。

神藤タオルの職人さんは「最新の機械には我々の努力や創意工夫の余地がない」と話されています。

昔の機械は、手を加え、時には改造したりして、職人さんの新しい発想力を活かすための「自由度」が高いわけです。

 

効率も良くないし、壊れた部品が調達できないというデメリットもありますが、インナーパイルは古い織機と職人さんのチャレンジから生まれました。

古い機械と職人さんを大切にし、リスペクトする、そして新しいものを生み出していく。

この心意気に惹かれました。

個人的な考えですが、これからの時代は「生身の人間が考え、時間をかけて努力して作った、想いのこもったもの」が重要になってくると思っています。

どんなにAIが進化しても「ヒト」の代わりにはなれないと思います。(そうであってほしいです。)

そして人と人とのつながりから素晴らしいものが生み出される。そういうことが残っていってほしいと願っています。

少し語ってしまいましたが、私は日本の技術を活かし、今のライフスタイルに合うようにデザインされたプロダクトが大好きで、できるだけそういうものを購入して使いたいですし、応援したいのです。

まさしくこのタオルはそれに当てはまります。

ぜひ使ってみてくださいね!

 SHINTO TOWELの商品一覧はこちら

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【ブランド紹介 Vol.2 】FUTAGAMI

【ブランド紹介 Vol.2 】FUTAGAMI

こんにちは。
第2回目のブランド紹介は、真鍮製の生活用品を数多く取り扱う「FUTAGAMI」をご紹介いたします。

 

FUTAGAMIは、富山県高岡市の鋳物メーカー「二上」より生み出されたブランド。
富山県高岡市は、江戸時代初期より鋳物の産地として栄え、高岡銅器は伝統工芸品として指定されています。

そんな鋳物の町で、1897年(明治30年)に創業した「二上」。
創業当初からの熟練された技術を現在のプロダクトに採用し、全て人の手によって製作されています。

 

「 5つの製作工程 」

FUTAGAMI製品は、砂型鋳込みという粒子が細かな砂型を使った生型法で鋳造しています。
鋳造工程は大きく分けて5つ。

1.型込め
鋳造用の原型を使って砂型を起こします。

2.鋳造
約1,100℃で溶解して成分を調整した真鍮を砂型に流し込みます。

3.型ばらし
砂型を砕いて鋳物を取り出し、湯道(溶かした真鍮を流し込んだ通り道)など不要な部分を取り除きます。

4.仕上げ
鋳肌の表情をこわさないようにヤスリやペーパーを使って仕上げていきます。

5.検品
鋳肌の表情や全体の雰囲気とバランスを重視し、仕上がりを確認します。

 

鋳造の作業は毎日夕方に行われており、熱く重い溶けた真鍮を一定の量で素早く砂型に流し込んでいきます。
製品によって注ぐ量やスピードを変え、調整することで美しい製品となります。
決して簡単な作業でなく、繊細さと力、根気のいる作業なのだそう。

また、削り作業のある製品や製品の色味によって金属の配合を変えて鋳造をしています。

それぞれの製品にきちんと向き合い、ひとつひとつ丁寧に作り出されていることがわかります。

 

FUTAGAMIは大量生産をせず、作る人・使う人のバランスを取り戻す「手工業・中量生産」を目指してものづくりを担っているため、全ての工程が人の目を通し、人の手によって行われています。
機械で生み出される無機質な自動生産品よりも、あたたかみがあり、製品に対する思いを感じられるものばかりです。

 

さっそく、ハナレでセレクトした製品をいくつかご紹介させていただきます。

 

箸置き 閃光 2個入

「光」をテーマにデザインされた「閃光」という名の箸置き。
曲線と直線が綺麗で、つい見とれてしまいます。

専用の木箱に入れて収納できる為、使っていないときもすっきりとしまっておけます。

鍋敷き 月 太陽 銀河 星

真鍮のもつ色味を「月」「太陽」「銀河」「星」に見立てた鍋敷き。
テーブルに置くだけで食卓が華やかになります。


左:星  右:銀河

左:月  右:太陽

サイズもそれぞれ違うので、用途に合わせてお選びいただけます。

 

カトラリーシリーズ

持ち手は真鍮の素材感を存分に感じていただける鋳肌仕上げ、口に含む部分は銀メッキを施したカトラリーシリーズ。

真鍮のゴールド色と銀メッキのシルバー色のコントラストが美しく、口当たりも艶やかです。

 

■ペンダントランプ円錐長削り出し 黒ムラ / 鋳肌

鋳肌仕上げと黒ムラ仕上げの2色展開のペンダントランプ。

高さのある細身の円錐でシンプルなデザインですが、存在感のある佇まいで空間を引き締めてくれます。

 

 

「 鋳肌仕上げ 」

FUTAGAMIはほとんどの製品を「鋳肌仕上げ」という方法で仕上げています。


鋳肌仕上げとは、鋳造後、型から取り出したままの鋳物の表面の状態(鋳肌)をなるべく損なわず、鋳物特有の表情として表現したものです。

真鍮が持つ風合いや特性、鋳込んだ時(金属を溶かして鋳型に流し込む)に起こる金属と鋳型の化学反応などもデザインとして活かしています。
また、表面に酸化防止などの塗装をしないため、使い込むほどに独特の味わいが出て、日々の生活に馴染んでいく様子を楽しむことができます。

 

「 黒ムラ 」

ランプシェードで多く見られる「黒ムラ」という着色。
この着色方法は、高岡鋳物が長年培ってきた真鍮の伝統的な着色技法です。
一般的な塗装や黒メッキなどの着色とは異なり、漆をベースに顔料を混ぜて調合した塗料で着色し
、熱を加えながら、刷毛を使って「おはぐろ」を擦り込み、ムラや表情をつけていくというもの。

仏具や仏像を昔から手がけてきた高岡鋳物に古くから伝わる着色技法なのだそうです。

こちらも全て手作業で着色をしているため、ひとつひとつ色の出方が違い、表情もさまざま。
鋳肌仕上げ同様、使えば使う程に味わいが深まり、経年変化を感じていただけます。

 

 

真鍮は、経年変化によって深まる風合いが人々と共生しているような感覚にさせてくれるように思います。

FUTAGAMIはそんな真鍮の魅力を、もっと身近に、
毎日手で触れる製品で伝えています。

 

FUTAGAMIの商品一覧はこちら

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【ブランド紹介 Vol.1 】作家もの

【ブランド紹介 Vol.1 】作家もの

こんにちは。
こちらの投稿では、ハナレアルタナで取り扱うブランドを紹介していきたいと思います。第一回目は、いきなりイレギュラーですが、当店の特徴ともいえる「作家もの」の紹介をさせていただきます。

 

ハナレアルタナ推薦の作家もの

ハナレアルタナでは地元、静岡県の作家の作品を取り扱っております。

実際にお目にかかり、ご本人のお人柄に触れるにつけ、それぞれの作家ならではの個性を感じさせてくれる作品は、自信を持っておすすめできるものばかり。

一つ一つ、丁寧に作っていただいているその工程を知っているからこそ、愛着が湧くということがあると思います。

ここでは、少しでもその一端をお伝えできればと思います。

 

■岡部 稔(額装写真・ワイヤースケッチ)

静岡県三島市で活動されている現代美術作家・写真家の岡部稔さん。

時間と環境の作用を受けたモノに意識とレンズを向け、ファウンド・オブジェ的手法で写真作品「IMPROVISATION」を制作しています。岡部さんの感覚でフォーカスされた事象は被写体そのものの意図や目的から離れ、抽象的に再構築されるようです。

部屋の壁に飾った時に、馴染みやすい抽象表現はインテリアアートとしておすすめです。

※ファウンド・オブジェ
自然の産物や人工物を「発見」し、美術作品やデザインのなかに生かすことで、偶然の発見、平凡さを見つめ直したり、通常そのものと結び付けられている意味の再評価などを示唆したりする。

岡部さんのワイヤーアート作品は、まるでスケッチを描くように作り上げられることから、「ワイヤースケッチ」と名付けられています。

当店では「木に憩う鳥」をテーマとして、特に鳥モチーフの作品をセレクトさせていただいています。

一つ一つ即興的に手作業で制作されており、その種類、表情は様々。
一つとして同じものはありません。無垢材の木製台座は自然素材ならではの木目の個性や温もりを感じさせます。

時間帯と置く場所によって、現れるワイヤーの影もアートとなります。

 

 

■小端 吾郎(木工作品[花器・オブジェ])

静岡県三島市出身、裾野市在住の漆・木工、熱海楠細工職人の小端吾郎さん。
現在、広葉樹を多く取り扱う材木店の加工所に勤務しながら、既製品ではみられない木材の神秘的な部分を広めたいという想いを込めて、花器や食器、オブジェ作品を制作されています。

 ハナレアルタナでは、「Unique Wood Series(ユニークウッドシリーズ)」と漆塗りの花器をセレクトさせていただいています。

 「Unique Wood Series(ユニークウッドシリーズ)」

ワイルドな欠けや節穴、虫食い跡やスポルテッドと呼ばれる木目に沿って発生する菌の模様…。どれも無垢の木材の特性です。一見、短所や欠点に思える「虫や菌」が生み出す、思ってもいないような独特(ユニーク)な表情は大変魅力的。

それはまるで、小さな生命の営みが木の内部に記録させた足跡で、自然界が作り出すアートといえるのではないでしょうか。

木工・漆職人でもある小端さんは、そのユニークな素材の魅力を最大限に引き出します。

あえて虫食いや欠けを強調した木取りでデザインした花器たちは、生花やドライフラワーをあしらっても、もしくは、そのまま置くだけでも絵になるオブジェ。一点ものの魅力を存分に味わっていただける立体造形のアートです。

 

ユニークウッドとは一線を画す、端正な印象の漆塗りの一輪差しはクスノキの拭き漆仕上げ。生花用の水を入れることができるガラス管付きです。

 

■Blaues Blatt(ブローチ[木製・陶製])

静岡県藤枝市在住の現代美術作家が手掛けるデザインプロダクツブランド、Blaues Blatt(ブラウエス・ブラット)。ブランド名はドイツ語で「青葉」という意味です。ハナレアルタナでは、木製と陶製のブローチをセレクトさせていただいています。

ブローチは手作業で作成されているため、全て似て非なるものです。


木製(角)はランダムにカットした形にペインティングを施したもの。

 

木製(円)は、エアブラシで着彩されたグラデーションが美しく、モノクロのファッションによく映えます。

 

陶製は型は一切使用せず、鳥や動物、羽根、雲、星、月などの自然界のモチーフをひとつひとつ造形し、金釉やプラチナ釉、色釉をかけて焼き上げます。

画家でもある作家の表現がアクセサリーとして、身に着けられるのが贅沢な感覚を味わえます。

 

いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した作家の作品は、どれも一点もの。一つ一つが売り切れ次第、完売となります。世界で一つだけの作品を手にしたときの特別感は格別と言えるのではないでしょうか。

時間をかけ、丁寧に手作業で作られた作品は大切にしたいと思えますし、気に入ったものは長くお使いいただけるものです。

ご自分へのご褒美に。大切な方への贈り物に。
自信を持って、おすすめいたします。

今回ご紹介した作家の作品は今後も新作をアップ予定です。

 

また今後、他にも地元の作家をご紹介させていただきます。どうぞお楽しみに!

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