植物と花をひきたてるもの
暖かくなってくると色彩豊かな植物やお花が屋外や街にあふれ、心が華やぎます。
お家の中でも食卓や目に付く場所に生き生きとしたグリーンやカラフルなお花があるだけで、心の活力になりますよね。
ところで、皆さんのお家ではどんな花器をお使いでしょうか?
普段からお花が趣味で飾り慣れていらっしゃる方は、花器や周辺道具をいろいろと取り揃えていらっしゃるかもしれませんが、なかなかそこまで手が回らない、あるいは頓着なかったような方もいっらっしゃることでしょう。…私はそうです(笑)
そんな人でも、たまにお祝いなどで人からいただく花束や、気が向いた時に購入した植物を技術を必要とせず、サッと無造作に入れるだけで様になる花器があったら嬉しいですよね!
今回はそんな願いを叶えてくれそうな、植物と花をひきたててくれるアイテムをご紹介いたします。
まずご紹介するのは、凸凹の質感にあたたかみを感じるガラスベース、
Creer(クレエ)の「シナリ―ベース オリーブ」。
高さ29cmと十分な高さがあるので、茎の長い生花や枝ものを活けるのにぴったりです。
底に向かって広がっているデザインで安定感があります。
厚みがしっかりとあり、安心してお手入れできるのも嬉しいです。
ゆらゆらとした水面のようなガラスは、日を柔らかく通します。
映る影も是非楽しんでくださいね。
次にご紹介するのは、かもしか道具店の新ブランドである
「かもしか花卉(かき)店」の「フラワーベース 白 M」。
かもしか道具店ならではのやわらかく、あたたかみのある陶器の表情はそのままに、
空間に優しく馴染むような花器です。
広めの口と、さらに底に向かって広がっているので、安定感があります。
シンプルなデザインは主張しすぎず、お花を活けることで華やかに暮らしのシーンを彩ります。
大きめのお花や少しボリュームのある花束も安心して活けることができますよ。
何より、バサッと無造作に入れるだけで不思議と様になるので、嬉しい限り!
例えば、写真の植物は「ビバーナム・スノーボール」という名前のお花ですが、
こんもりとしたボリュームのあるお花の首がフラワーベースの口元にちょうどの長さになるよう
茎を剪定して入れるだけで、とっても可愛らしい感じのしつらえになります。
他にも紫陽花を活けても素敵に映えそうです。ぜひ、お試しくださいね。
次にご紹介するのは、オブジェとしても目を惹く、一輪挿し。BARBARの「空中庭園 venus」です。
陶器の優しい質感が穏やかな印象です。
魅力的なデザインは小ぶりながらも存在感があり、空間を引き締めてくれます。
実はこの一輪挿し、貫入釉(かんにゅうゆう)と呼ばれる表面にヒビが入る釉薬が施されており、
お好みで墨を染み込ませ、ヒビ模様を表現する「墨貫入」を楽しんでいただけます。
ご自身の手で生まれるヒビ模様は、思い入れが強く、特別なものとなりそうですね。
ヒビ模様は、墨が入るまでどのような模様になるかはわかりません。
それもまた楽しみですね。もちろんそのままでも十分素敵なフラワーベースです。
最後にご紹介するのは、草花用の花ばさみ。小林製鋏の花ばさみ FLORISTです。
老舗鍛冶屋が「用途」ではなく、「使い手の生活シーン」を考えて生み出した
草花用の花ばさみ。
中川政七商店と共同して製作したこちらの鋏は、小さな手でも使いやすく、
草花だけでなく細かな作業にも使用いただけます。
継承されてきた職人の技術によって、手作業で造られる鋏の切れ味は申し分ない逸品です。
強靭なコーティングが施されている為、錆びにくく、金属の匂いが手につきにくいので、
手袋などをしなくても気が付いたときにサッとお花や枝のお手入れができるのも嬉しいです。
デザイン性の高い化粧箱入りなので、贈り物としても◎
この時期でしたら母の日のプレゼントにぴったりですね!
いかがでしたでしょうか?
植物と花をひきたててくれるアイテム、他にも取り揃えてございます。
今回の特集でセレクトしたアイテムの一覧は下記よりご覧ください。