スタッフブログ
-樹木のヒトリゴト-

【樹木のヒトリゴト】香川県に行ってきました!【女木島・男木島編】

【樹木のヒトリゴト】香川県に行ってきました!【女木島・男木島編】

こんにちは!サイプレスです。

今回は、前回の香川県旅行のお話の続き「女木島・男木島編」です。

旅の目的である、瀬戸内国際芸術祭訪問。
2日目は女木島と男木島に伺いました。

朝からフェリー乗り場は旅行客の方たちの列ができており、様々な国の言葉が飛び交っていて自分が今日本にいるのかわからなくなるほどでした。

縞模様のポップなフェリー「めおん」に乗りました!かわいい!

 

今回の旅の目標は、スケジュールを詰め込みすぎず、とにかくゆとりを持って過ごすことでした。
事前に下調べをした際にどの作品を一番観たいか決め、それ以外は流れに身を任せることにしました。

まずは女木島。鬼ヶ島で有名な島です。
到着するとたくさんのカモメたちがお出迎えしてくれました。

第一島猫発見!

「オオテ」と呼ばれる石垣。瀬戸内海の冬の潮風から島の家々を守るために築かれたものなのだそうです。

狭い範囲で作品が展示されていたこともあり、時間を気にせずのんびりと過ごしました。
今年の夏、夏らしいことをあまりしていなかったので、10月でしたがたたみかけるように夏を堪能。

 

こちらは一番時間を忘れて過ごした「イメージの庭」。

枕を貸してくれて、絨毯の上で寝ころびながら自然と一体化することができるインスタレーション。
波の音や、風が吹くたびに聴こえる葉が擦れる音、木漏れ日の温度、普段何気なく通り過ぎてしまう自然に対する感覚を改めて感じながら、自分自身を振り返ることができました。


幸いそこにいたのがたまたま私だけで、居心地がとても良く、1時間ほど滞在してしまいました。

ふわふわとした状態(多分少し寝てしまってたようです)で男木島へ。
男木島は狭い道と傾斜に並ぶ家々が特徴的な島。

なかなかの急こう配でしたが、迷路のような狭い道と両側に並ぶ木造の古い家の景観に興奮気味のサイプレス。全く疲れを感じませんでした。

坂道を下ると瓦屋根越しに広がる瀬戸内海と島々。
とても綺麗で見とれてしまいます。

坂道を上ったり下ったりしながら様々な作品を堪能しました。
今回の瀬戸内国際芸術祭スタッフとして広島から来たという女性と作品を見ながらお話もでき、とても貴重な時間を過ごしました。

そして、忘れてはなりませんよ。
男木島は「猫の島」ということを。
島で会った猫たちをご紹介します!

トタン屋根の猫。

側溝の猫。

集会中の猫。

落ちてる猫。

落ちてる猫。

ちょっと振り返ってくれた。嬉しい。。

お姉さんと猫。

みんな気さくな猫たちでした。
また会いたいです。

見たかった作品も見ることができ、たくさんの猫たちともご挨拶できて大満足な一日でした!
ぜひ皆さんも女木島・男木島に遊びに行ってみてください!

 

最後に、女木島をふらふらと歩いていたら見かけた新聞受け。
島の人たちの暮らしを少し覗けた気がしました。

 

次回は11/27(木)更新予定です!
お楽しみに~!

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【樹木のヒトリゴト】海苔弁 山登り

【樹木のヒトリゴト】海苔弁 山登り

こんにちは。

このところ寒さが徐々に増してきて、身体に力が入って「節々が痛くなってきた」と言うと、隣に座るサイプレスさんに「ブビンガさん、毎年同じこと言ってますよ☺」と言われて、笑ってしまったブビンガです。

さて、先月のまだそこまで寒くなっておらず、丁度良い気候の中、人気(ひとけ)のないとある東京の公園で、ひとりで海苔弁をいただきました。←一見、寂しそうですが、お昼時を外したので、ゆっくり休憩できました。

有難くも、出張先のスタッフさんがご用意くださったお弁当…、

!!

以前から気になっていた、「刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り」さんの海苔弁ではないですか!!!

おかずの種類は「畑」。

れんこん、舞茸、安納芋…優しい味わいの「畑」の幸が存分に味わえる海苔弁です。

メインの惣菜はれんこん大葉もち。

昆布茶と塩というシンプルな味付けに、大葉の香りとれんこんの食感を楽しめる一品。

香り豊かな舞茸の天ぷらも「畑」ならではのおかずです。大地の香りがするごぼうの素揚げに加えて、甘みの強い安納芋を使った大学芋はデザート感覚で楽しめます。

シンプルな折(箱)のデザインも好みです。
そして、なによりお店(屋号)の「山登り」というネーミングが絶妙!

きっと日本人の誰もが好きであろう、海苔弁と、誰もが経験したことのあるだろう「山登り」は、決して本当の山登りのことではないでしょうが、ハイキングや遠足、ちょっとしたお出かけ、旅行に携えたい気持ちが表れているような気がします。

豪勢過ぎずに丁度良い満足感、素材を活かした優しい味付けのおかずの栄養が活力をくれるような海苔弁です。

屋外や電車で折を広げた時に、嬉しくなりますね!


素朴ながらも、素材の味がよく味わえて、大変美味しくいただきました。
素敵なお昼ごはんをありがとうございます。ご馳走さまでした!

海苔弁のおかずの種類は、今回いただいた「畑」の他に、「海」と「山」があります。
次はこのどちらかにしようっと。

ちゃんと自分で買います!

 

次回のスタッフブログは11/20(木)更新予定。
お楽しみに~

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【樹木のヒトリゴト】海へ

【樹木のヒトリゴト】海へ

こんにちは、アフロモシアです。
やっと秋らしい気候になってきましたね。
私は秋が一番好きな季節です。
ごはんも美味しいし、身体も動かしやすいし、湿度が下がってくるから髪の毛も広がらないし最高ですね!

先日久しぶりに海へ行ってきました。
ときどき行きたくなるのですよね。

秋の海は人も少なく、のんびり過ごせます。
あいにくの曇り空でしたが、雲の色のグラデーションが綺麗で、曇りの日も悪くないですね。

忙しない日常の中で、何も考えず、ぼんやり過ごす時間も大切です。
久しぶりに穏やかな時間を過ごせました。

 

次回は11/13(木)更新予定です。
お楽しみに!

 

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【樹木のヒトリゴト】香川県に行ってきました!【牟礼町編】

【樹木のヒトリゴト】香川県に行ってきました!【牟礼町編】

こんにちは、サイプレスです!
先日お休みをいただき、去年に引き続き、香川県へ行ってまいりました。
今年は瀬戸内国際芸術祭が開催される年だったので、女木島、男木島、豊島の三島にも伺いました!

一日目。まず香川県牟礼町にあるジョージナカシマ記念館へ。


それぞれの作品は、家族のために制作されたものも多く、木だけでなく、家族をとても大切にしている方でした。
当時の写真もたくさん展示されていたのですが、家族と一緒に写っている写真が多かったのも印象的でした。

▼メープルのこぶを利用したリビングテーブル

普段使われないような材も、余すことなく利用していたそうです。
木の心を読むこと、木と対話をすることを心掛け、自然を敬いながら制作していたジョージナカシマさん。
直接指導を受けた職人さんはもういらっしゃらないそうですが、思いや技術はしっかりと受け継がれているのだそうです。

実際に座ったり触ることができるものもあり、ゆっくりと堪能させていただきました~

 

次にイサムノグチ庭園美術館へ。


広い敷地に作品がたくさん並べられていたのですが、未完成のものや、当時使われていた道具類もそのまま展示されていました。
風景と調和した作品は、とても堂々としていて、凛としているように見えました。
自然と穏やかな気持ちになりました。

どうやってバランスを保っているのだろう?という作品もあったのですが、接着剤などは一切使用していないと教えていただきました、、、どうなっているんだ、、、?

▼庭園美術館の周りにあった石たち。



イサムノグチさんとジョージナカシマさんは仲良しだったのだそうです。
私には到底理解できないような異次元のお話をしている二人を想像してしまいました!

庵治石の産地である牟礼町は、いたるところに石材屋さんがありとても面白い町です。
またゆっくり訪れたいです。次こそ蒼島さんのギャラリーにも伺いたい!

そんな一日目。
しっかりうどんもいただきましたよ~
伺ったのは、「うどん本陣 山田屋」さん。
人気のお店のようで、観光で来たお客様だけでなく、地元の方もちらほらいらっしゃいました。
うどんの横に名物のしょうゆ豆も添えてあり、とても贅沢!
美味しかったです。

 

次回は10/30(木)更新予定です!
お楽しみに~

 

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【樹木のヒトリゴト】
MUKU ten.銀座×富士コラボ展示会
「神代木のしつらゑ 二千五百年の時を纏う器」展

【樹木のヒトリゴト】</br>MUKU ten.銀座×富士コラボ展示会</br>「神代木のしつらゑ 二千五百年の時を纏う器」展

こんにちは。ブビンガです。

今週末の10月18日(土)~11月1日(土)まで東京都銀座新富町のMUKU ten.銀座にて、MUKU ten.富士とのコラボ展示会「神代木のしつらゑ」展を開催いたします。

 

 

神代木とは、火山灰や地中などに1,000年以上埋もれ、腐らずに自然変色した木材のこと。灰色を帯びた独特の深みのある色合いや美しい木目を持ち、家具や建具、工芸品などに利用されます。

産地としては、秋田県鳥海山麓の神代杉が有名です。他にも御岳の神代ケヤキや、北海道の神代ニレ、神代ナラなど樹種もさまざま。

 

当店のオリジナル一枚板ブランド「MUKU ten.」でも扱うことのある材ですが、市場に出る数も限りがある為、希少価値の高い逸品と言えます。

今回、一枚板の中でもこのようなプレミアムな素材を使って、建築家の高山まさき氏がデザインする家具を制作販売している「MUKU ten.銀座」とユージュアルな一枚板を扱う当店の「MUKU ten.富士」との共同企画で、身近に置き、用途を持つ”うつわ”やジュエリーボックス、インテリアエレメンツとしての照明、オブジェをデザインし、プリミティブな素材を現代の暮らしの中で新たに輝くアイテムとして発表いたします。


 

神代木(ナラ・ケヤキ・杉)の素材そのものからインスパイアされた新作たち。
二千五百年という悠久の時を経て、現代に甦る天然のアートを”用の美”に昇華します。

 

立ち上がる樹木の形がそのままお重のように重なったジュエリーボックス、うつわをセットできるディスプレイプレートは、単品使いもできながら、スタッキングのセットでもお求めいただけ、使用時だけでなく、見せる収納としての美しさも格別です。

 

艶塗装が木目と節の表情を際立たせる、神代杉のディスプレイプレートはテーパード加工した繊細な薄さが特徴。空間に置いた時の軽やかさにもご注目ください。

この他にも紹介しきれない新作たちを、ぜひMUKU ten.銀座にてご高覧くださいませ。

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「神代木のしつらゑ 二千五百年の時を纏う器」展
会期:2025年10月18日(土)~11月1日(土)
時間:12:00~18:30 最終日:13:00~15:00
※会期中、日・月・火 CLOSE
会場:MUKU ten.銀座
東京都中央区新富町2-5-4 1F
お問合せ:MUKU ten. 銀座 TEL 03-3563-3008
共催:MUKU ten.銀座/MUKU ten.富士

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次回のブログは10/23(木)更新予定です。
お楽しみに。

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【樹木のヒトリゴト】芸術の秋

【樹木のヒトリゴト】芸術の秋

こんにちは、アフロモシアです。
少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
食欲の秋ばかりではいけないと思い、芸術の秋をしてきましたよ。
静岡市美術館で10月13日(月・祝)まで開催される「柚木沙弥郎 永遠のいま」に行ってきました!

柚木沙弥郎さんは染色家で2024年に101歳で生涯を閉じられました。
静岡市出身の染色家 芹沢銈介さんのもとで修行された、静岡にもゆかりのある方です。

ハナレ店舗で取り扱わせていただいている家具メーカー 飛騨産業さんのファブリックにも柚木さんのデザインがあり、私たちには馴染みのある作家さんです。

型染の技法を用いた染色作品が主ですが、それだけにとどまらず、版画や絵本、立体作品など多岐にわたります。

感想を一言で言うと
「キラキラしていました!」
どの作品も子どものように純粋で、愛おしく、キラキラしていました。

亡くなる数ヶ月前まで作品制作をしていて、晩年とは思えないみずみずしさで、最後の最後まで輝き続けた方だったのだなと思いました。

▲まゆ玉のうた

写真撮影できるのはこれ一点のみでしたので、気になる方はぜひ見に行ってみてくださいね。
この後10月24日(金)〜12月21日(日)まで東京オペラシティ アートギャラリーに巡回します。

 

次回は10/16(木)更新予定です。

お楽しみに!

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【樹木のヒトリゴト】憧れの空間

【樹木のヒトリゴト】憧れの空間

こんにちは!サイプレスです。
すっかり秋らしくなり、朝晩は涼しいですね~

先日、静岡県掛川市にある「stationery cafe konohi」さんに伺いました。
入口からすでに素敵です。

ちょうど他のお客様がいなかったので、店内を少し撮影させていただきました。
大きな窓から緑が見え、開放感のある空間。
店内はアンティークの家具が並び、一筆箋や万年筆などの文房具や、作家もののマグ等も販売されていました。

 

一人で伺ったのですが、とってもとってもタイプな半個室の席を選ばせてくれました。
良いのですか?!とスタッフの方に尋ねるととても優しい笑顔で良いですよ、と言ってくださいました、、、

古びたデスクライトとそれに照らされる3つの蛇口。
自然と映し出される影もアートのようです。
ライトや蛇口の質感がたまりません!

注文したのはブレンドコーヒーとピスタチオのレアチーズケーキ。
シンプルな見た目のケーキですが、濃厚でとても美味しかったです!

どこを切り取っても素敵な空間。
いつか自分の家もお気に入りの古いものでいっぱいにしたいです。

帰り際、ガラスとワイヤーでできた一輪挿しを買わせていただきました。
今は自宅のペンダントライトの金具に掛けてあります。
本当はシェードを買おうと思っていたのですが、しばらくこのままでもいいかも、、、

以上、サイプレスの休日の一コマでした!

次回は、10/9(木)更新予定です。
お楽しみに!

 

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【樹木のヒトリゴト】本とコーヒーと…

【樹木のヒトリゴト】本とコーヒーと…

こんにちは、アフロモシアです。

まだまだ暑いですが、赤とんぼとすれ違ったり、栗やお芋を使った期間限定のお菓子に手が伸びてしまったり、少しずつ秋を感じられるようになってきました。

ハナレアルタナの斜め向かいには姉妹店のアルタナカフェがあります。
実はそこ、ブックカフェなのです。
本は静岡市にある本屋「ひばりブックス」さんのオススメから、ハナレのスタッフ・ブビンガさんがセレクトしています。
なかなかニッチなセレクトで、私的にはグッとくる本が多いのです。

▲ ゆったりソファ席もあります。

▲ 漫画もあります!


貸し出しも行なっているので、私も時々借りています。

私のオススメは
・13歳からのアート思考 末永幸歩
・「働けない」をとことんかんがえてみた。 栗田隆子
・未整理な人類 インベカヲリ⭐︎
・おこさま人生相談室 小林エリカ
です。

ご興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

 

次回は、9/25(木)更新予定です。

お楽しみに!

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【樹木のヒトリゴト】贅沢な日

【樹木のヒトリゴト】贅沢な日

こんにちは!サイプレスです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
残暑は厳しいですが、そろそろ秋支度していきたいところです。

実は先日、誕生日を迎えたサイプレス。
ちょうどお休みだったこともあり少し贅沢な一日を過ごしました。

誕生日といえばケーキでしょ!と思い、気になっていた三島市にある「cafe shizukawa(カフェ 静川)」さんへ。
いつもお客様でいっぱいという噂を聞き、少し早めの時間に伺いました。

 

入り口から素敵な雰囲気!


 

お店に入るまでも緑がいっぱいで気持ちが良かったのです。
心が穏やかになりますね。

 

早めに伺ったににもかかわらず、店内にはすでにお客様がいらっしゃり、みなさんお食事を楽しんでいらっしゃいました。
店内もお庭を眺めながら楽しめる席があったり、お店の雰囲気に合う家具が使われており、大変こだわりを感じました。

 

念願のケーキはこちらのレモンタルトにしました。
美しい!

甘酸っぱくて夏にぴったりのケーキでした!

 

色んな種類のケーキがあり、最後まで悩んだケーキが諦められず、自宅用に購入したのがこちら。
オレンジチーズケーキです。
その日の夕ご飯のあとにいただきました。
贅沢すぎます、、

 

そんな好きなもの詰め放題な一日でした!
自分の誕生日って、いくつになっても特別な日に感じてしまいますね。

 

次回は9/18(木)更新予定です。
お楽しみにー!

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【樹木のヒトリゴト】念願の担々麺

【樹木のヒトリゴト】念願の担々麺

こんにちは。ブビンガです。

先日、東京青山のショールームに訪問する用事があったので、ランチに以前一度出張時にサイプレスさんと一緒に伺ったチャイニーズレストランの「希須林 青山本店」に再訪しました。

8月の厳しい日射の中、汗を流しながら、向かったお店。
人気店の為、昼時はお店の外まで行列ができています。。。

初めて訪れた際、担々麺が有名なお店とは知っていましたが、他のメニューもとっても魅力的でその時は黒酢の酢豚ランチをいただきました。

オーダーを取っていただき着席すると、周りを窺うとほとんどのお客さんが担々麺を注文していたのです。。。

もちろん、酢豚もとっても上品で美味しかったのですが、次回はぜひ看板メニューの担々麺を食べよう!と心に決めていたのでした。

こちらが念願の希須林の担々麺!

真上からのショットもどうぞ。

胡麻の甘みはそれほどでもなく、辛味と塩気がガツンとくるお味。クリーミーなコクとクセになる辛さで大変美味しくいただきました!

こちらの希須林 青山本店さん、内装もとても素敵で天然木のしつらえとYチェアが並んだ北欧モダンなインテリア。(またしても食べものばかり撮っていて、写真がなくてスミマセン。)一見、中華のお店とは思えない、おしゃれな空間です。

青山に行かれた際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

次回は9/11(木)更新予定です。
お楽しみにー

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