【ブランド紹介Vol.3】SHINTO TOWEL
こんにちは。
第3回目のブランド紹介は、創業100余年の技術力を生かし、新しい発想力を磨いていく「神藤タオル」をご紹介いたします。
とにかく触ってもらいたいです!
想像以上のふっくら感と柔らかさです。
Onlineでこの肌触りを実感してもらえないことがもどかしいです。
神藤タオルは大阪の南西部に位置する泉州地区にある老舗タオルメーカです。
泉州タオルの特徴である「洗いざらし」が生み出す高い吸水性、優しい肌触り、おろしたての清潔さを追求しています。
泉州タオルの技法を継承しつつ「本当にいいタオルとは何か」を求め続け、伝統と実績が培ってきた技術力を活かし、時代の変化に呼応した発想力で、素材や機能、デザインなどさまざまな角度から製品を見つめ、新しいものづくりにチャレンジしています。
私が特に興味を惹かれたのは、現在では生産されていない古い織機を使っているということです。
当店で扱っている「インナーパイルタオル」は古い織機でしか作れないそうです。
しかし同じ機械を使えば同じものができるということではなく、古い織機を現役で使えるように維持、メンテナンスをしている職人さんのルーティンや品質管理、さらにその人にしかできない経験や技術から生み出されています。
近年、ますます機械がオートメーション化され、高速稼働や大量生産が可能となり進化を遂げていますが、一方最新の機械はちょっとの不具合で動かなくなったり、故障するたびに業者さんに来てもらったり、場合によっては機械を丸ごと変えなければならないそうです。
神藤タオルの職人さんは「最新の機械には我々の努力や創意工夫の余地がない」と話されています。
昔の機械は、手を加え、時には改造したりして、職人さんの新しい発想力を活かすための「自由度」が高いわけです。
効率も良くないし、壊れた部品が調達できないというデメリットもありますが、インナーパイルは古い織機と職人さんのチャレンジから生まれました。
古い機械と職人さんを大切にし、リスペクトする、そして新しいものを生み出していく。
この心意気に惹かれました。
個人的な考えですが、これからの時代は「生身の人間が考え、時間をかけて努力して作った、想いのこもったもの」が重要になってくると思っています。
どんなにAIが進化しても「ヒト」の代わりにはなれないと思います。(そうであってほしいです。)
そして人と人とのつながりから素晴らしいものが生み出される。そういうことが残っていってほしいと願っています。
少し語ってしまいましたが、私は日本の技術を活かし、今のライフスタイルに合うようにデザインされたプロダクトが大好きで、できるだけそういうものを購入して使いたいですし、応援したいのです。
まさしくこのタオルはそれに当てはまります。
ぜひ使ってみてくださいね!
SHINTO TOWELの商品一覧はこちら。